本日の糧食(2007/3/17版)



 前回から実に3年近く、久々の「本日の糧食」シリーズではありますが、実際に作ったのは私ではないのは勘弁してください(誰に言っているんだ>オレ)。母上が魚介のオイル煮とサラダ、ビーフシチューを作ってくれたのでそれで夕食。

 このオイル煮、もともとは牡蠣で作るものを母が友人に教えてもらったそうですが、そのレシピを小エビと烏賊に応用したものです。備忘録代わりに簡単に作り方(オリジナル版)を以下に。

  • 牡蠣のオリーブオイル煮:
    • 牡蠣はきれいに洗い、水気をふき取る
    • キッチンタオル(ペーパー)に並べて塩を振り、少し置いておく
    • フライパンか鍋にニンニクのスライス、鷹の爪、ローレル、粒胡椒を入れる
    • 牡蠣を並べ、上からオリーブオイルをかける
    • オイルは全体がひたひたになるくらいの量にする
    • 弱火でふつふつと5〜10分くらい煮る
    • 冷まして冷蔵庫で保存すると一週間程度は保つらしい

 シンプルな割にオイルとスパイスの香り、魚介とニンニクの旨味が一体となってなんともいえない味を出してくれる一品です。このレシピをスパゲティに応用して魚介のペペロンチーニを作ってもいいかもしれません。



 具だけでなくオイルの方もおいしく頂けるのがこの料理のミソで、オイルをバゲットにつけて食べてみると、スパイスの香りと魚介の旨味が移っているのがよくわかります。食べていてついついワインが飲みたくなる一品。

 ビーフシチューの方も、近所の駅前においしいお肉を扱っている肉屋さんがあり、そこのお肉を使って仕込んでから2-3日置いただけによいダシが出ていて、これまたワインが欲しくなる出来栄えでした。

 というわけで、家で久々に白ワインを開けてみんなで旨い旨いと言いつつ魚介のオイル煮はオイルともども完食、シチューも鍋にあるものをすっかり完食してしまいました。

 ちなみに写真はいずれもK10D+フレクトゴン35mm F2.4で撮っています(ISO100、ホワイトバランスは一枚目はオート、二枚目は昼白色蛍光灯モード)。