2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

西川魯介 「野蛮の園」(2)

相変わらずアフォなネタ連発で疾走していますが(褒め言葉)、魯介マンガからは「真面目にバカなことをやっている」という印象も受けます。バカであることに対して真面目であるというか。本棚に並んでいる本のタイトルなど、小ネタのばらまき方も丁寧だし……。 …

ウォルター・J・オング 「声の文化と文字の文化」

IRCの某チャンネルで常々「ふくだマジレス禁止」だの「ボケがつまらん」だの「ふくだオチはー?」だのと言われていることに対する「何でそう言われなあかんねん」という疑問というか鬱屈を解消してくれるかな、と思って手を出したのですが、単にそのへんの事…

マリオン・ジョンソン 「ボルジア家 悪徳と策謀の一族」

「ピルグリム・イェーガー」を読んでなんとなくルネサンス期イタリアづいている時期に書店で見かけたので衝動買いした一冊。 ボルジア家といえば塩野七生さんが「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」でチェーザレを、「神の代理人」でその父である…