本日の糧食(2003/12/5版)

本日の夕食


 今日は夜に家にいるのが私と母の二人だけ。というわけで今夜の料理当番を仰せつかる。ここ数ヶ月、休日の一人用昼飯として単品モノを作るのがわりと楽しくなっているんだけれど、二人分の一食全部を作るのは初めて。とりあえず写真を載せてみよう。
 上から順に、チキンとジャガイモのグリル、トマトと卵のスープ、レタスとアンチョビのパスタ(のはずのもの)。黄色い小ビンはレモン汁。

  • チキンとジャガイモのグリル

 オリーブオイルに塩胡椒を入れたものを鶏肉とジャガイモに刷毛で塗り、200度のオーブンで30分ほど焼いたもの。実はオーブンを使うのは初めてなんだけれど、意外なほどあっさりうまくいった。
 お芋もお肉も外はカリカリ、中はほっくり/しっとりという具合で非常によろしい仕上がり。素材の旨味を閉じこめる、とか凝縮するというのはこういうのをいうんだろうか。ただ、もうちょっと外がカリカリしていればもっとよかった。母上いわく、「カリっと焼きたいなら温度を上げたり焼き時間を長くするのではなく、焼く途中で何度か油を塗り直すとよい」らしい。ふむふむ。

  • トマトと卵のスープ

 タマネギとベーコンを炒め、湯むきして皮と種を取ったトマトと水とコンソメを投入して塩胡椒し、煮立ったら溶き卵を入れて仕上げる。
 タマネギなしで何度か作っているだけに、ベーコンの旨味とトマトの酸味がちゃんと出ていてまずまずの出来。とはいえ、さすがにタマネギとベーコンをベーコンの脂だけで一緒に炒めようとしたのには少々無理があった。最初からバターか何かを少しだけ追加して炒めるとよさげ。

  • レタスとアンチョビのパスタ

 オリーブオイルにニンニク・鷹の爪を入れて弱火で加熱し、香りが立ってきたらアンチョビのペーストを入れて塩胡椒し、茹でたパスタとからめる。レタスはパスタが茹であがる直前にパスタの鍋に投入して麺と一緒に軽く茹でる感じ。
 パスタの茹で具合も味もよかったんだけれど、アンチョビの味が全くしなかった(隠し味にすらならなかった)というへこむ一品。結局塩味のちょっと足りないペペロンチーノもどきになってしまった。アンチョビのペーストを使うのは何度かやっているんだけれど、いつも同じような結果になってしまう。やっぱりアンチョビはペーストより缶を使うべきなのか*1……(´・ω・`)。

 総体的にまずまずで評判もよかった。一番よかった、というかびっくりしたのがチキンとジャガイモのグリル。作り方自体はお手軽なのになんでこう旨く仕上がりますか。焼く時間があれば、オーブンは結構(゜д゜)ウマーな方法かもしれない。今度また何かオーブンでやってみようかな……。

*1:でも家にはペーストしかない罠