震動と衝動と私(続)

 先日発注した時計が届きましたが、結構よくて満足しています。
 まずバイブレータがいい。強力なんだけど、「ヴーーーーーン」といかにもモータの回転音でございという感じで震動しつづけるのではなく、心拍のように間欠的に「ドッ、ドッ、ドッ」という感じで震動します。強力なのに不快感のない作り込みには感心しました。
 あと、コントロールする本体とバイブレータユニットが分かれていて、細くて長いコードでつながっているという形式なんですが、このおかげで「布団から完全に出ないと執拗な震動を止められない」という配置ができます。内蔵式だとこうはいかない罠。
 私の場合、机上のPCの脇に本体を置いて、そこからベッドの枕の下にバイブレータユニットを出していますが、ベッドから腕を出したり半身を乗り出したりして止めることはできないという位置関係にしています。で、震動で目が覚めて、それを止めるためにベッドから出てPCの前に座ったら朝の日課(メールやIRC、アンテナのチェック(w)に移り、日課をこなしているうちに完全に目が覚めるという飴と鞭の自然なバランスを実現できるわけです。
 メーカは米国AmeriPhone社ですが、やっぱりこういう製品は米国の会社の方がちゃんと作るなぁ……。震動式目覚ましとしてはダントツの完成度を誇っています*1
 そういうわけで、国内の震動式目覚ましに今ひとつ納得がいかない人や、二度寝友の会から脱会したいと思っている人、大量の目覚ましに囲まれていても起きられない水瀬さんちの猫好きの娘さんみたいな人(何 には強くお勧めします。まぁ、止めた後にまた布団に入って寝入ってしまったら意味がないわけですが……。

*1:というかこれと国内製品とを比べると雲泥の差。