卒論発表会
大学の所属研究会の卒論発表会を昨日と今日の二日に分けてやっています。卒論発表会というと、学部2・3年は中継スタッフ(カメラマン)をやっていて、4年の時は発表する当事者だったので純粋に観客として見るのはほぼ初めてかもしれません。発表を見ることに集中するのがこんなに新鮮だとは……。
で、つらつら発表を眺めて思ったことですが、いい発表というのはまず問題意識とそれに基づいた評価基準、評価がはっきりしているものだと思います。ストーリーの入り口と出口が明確にわかる発表が理想でしょう。今年はちょっとそのあたりが見えにくい発表が多い気がします*1。もちろん「作ってみました」「こんなんやってみました」でもいいのですが、なぜそれをやったのか、それにはどういうメリットがあるのか、という議論をちゃんとしてその意味を伝えないと見る側は感情移入できません。
……というような話をメッセンジャで昨年指導していただいた先輩にしたら、「お前も偉くなったなー」と言われました。いやあの決してそんなつもりは……_| ̄|○*2。
ともあれ、卒論生の皆様おつかれさまです。この文章については、自戒の意味もこめた感想ということで;)