SFブックガイド、完成しました

 8/25の「SF初心者に捧げるSF小説n冊」にて「建設予定地」となっていた以下のセクションを加筆、その他のセクションも細部を少し書き直したりしました。

サイバーパンクの残り火──出色の三編

サイバーパンクの後継者──絶望と希望の狭間で

「SFだからこそ」書ける物語──異色作品集

貴様ら、火星へ行きたいか!?──火星を舞台にした二編

 本当は8/25には全体の構成も取り上げる本のラインナップも決定していたのですが、個々の本のレビューを書くのがなかなか難しく、25日当日には上の4セクションは未完成、とりあえず勢いのままアップしたというのが実情です。長文エントリにもかかわらず未完成の段階で30個以上もはてなスターを頂き、内心恐縮するやら嬉しいやらですが、なんというか夏休みの宿題を9月に入って完成させる子供みたいですね。

 本当は「今日の早川さん」が出るまでに完成させたかったのですが、これを書いている現在、「今日の早川さん」はまだ手元に届いておりません(bk1で予約注文したのに……)。本の神様はあまねく下僕たちの行状をご覧になっていらっしゃるようです。

 なお、まうきち先生のblog「ぷろじぇくと・みすじら」のコメント欄ではSFガイドブックとしてはハヤカワ文庫から出ている「新・SFハンドブック」もあるよというご指摘もいただきましたが、定期的にUp to dateなSF関連情報を仕入れたければ、毎年早川書房から出ている「SFが読みたい!」という年間ガイドブックがありますので、興味があればそちらにも目を通すことをお勧めします。「本の雑誌」にもSF関係者が何名か連載ページを持っていますので、そちらをウォッチングするのもいいでしょう。

 あーしかし、やっと宿題(というか自分の道楽なのですが)が終わったという気分です。早川さん読みたいなぁ。早く来い来い。