叔父のカメラ

 で、その叔父が愛用していて、今日も持参してきたカメラがヘキサーRF(メーカーのページはこっち)なんですが、最近デジカメ買ったりIRCで周囲のカメラ話を聞いたりしているせいか、現物を目の前にしていじりたい欲求がむらむらと。
 というわけでコニカミノルタのサイトからPDFマニュアルを落としてきて、それを一通り見てから触らせてもらいました。銀塩なので撮影はしませんでしたが……。以下感想を適当に。カメラに詳しい人からすると (´_ゝ`) という感じかもしれないけど、まぁ生暖かく読んでやってください。

  • でかくて重い
    • 本体+レンズで800グラム近く。これがどのくらいの重さかというと、学部1年の時に持ち歩いていたInterTop CX300とほぼ同じくらい*1。小さくて軽いデジカメに慣れていると手に意外なほどの重みを感じます。でも持ってみて、「おお、いいなぁ」と思ってしまった。小さくて軽いと気軽に持ち歩けるけど、撮影時に手ブレが心配なのも確かで、重みのあるものをしっかりと構えるスタイルには安心感があります。
  • ほぼ全部の操作が手動
    • まぁマニュアルフォーカスだから当たり前なんですが……。あと、絞り優先の撮影モードがあるので何から何まで手動というわけではないです。しかし、絞り、ピント、シャッタースピードと露出補正を全部手で決めるというのは「直接触っている」感じがして結構新鮮でした。
  • 直感的
    • 上に書いたことと関連しますが、手動でやることを前提とした機械式インターフェースは随分洗練されている気がします。もちろん使うにはそれなりの知識と理解が必要ですが、何がどうなっているのかを考えてそれを操作に反映させるのがコンパクトデジカメよりもずっと速くて直截的にできるなぁという印象。どういう設定をするにしろ、ダイヤルやリングを回せば一発ですむし、両手で同時に複数の設定をいじれるし。これがデジカメだと画面を見て、設定値ごとにメニューの階層から設定項目を呼び出して、というのが煩雑*2。あと、ファインダーで見える像と測距器からの像を重ねるピント合わせ方式とか、レンズの絞りリングを回すとレンズ内の絞り羽根が開閉する様子が見えるとか、いじっているとカメラと写真のメカニズムがなんとなく見えてきて結構面白いです。

 まぁ、こういうマニュアルフォーカスのレンジファインダーが好きだという人の気持ちもわかるような気がしてきました。まー確かにこれならカメラ道楽というのもあるわなぁ、という感じ。
 ていうかちょっと欲しくなったけど、冷静に考えるとフィルム交換式の銀塩カメラなんて、(本が好きなのと同程度に)写真にハマらないと自分じゃ使わないで塩漬けにしそうな気がプンプンします。猫に小判というか豚に真珠というか。

*1:CE/PDAマニアにしかわからん例えすんなっつの>俺。

*2:デジカメでも一眼レフとか高級機種はUIを作りこむ余地がありそうなのであまり断定的なことは言えませんが